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夜勤明けに『旅役者』(成瀬巳喜男)、ほとんど寝てしまい、会話は全て頭に入らなかったが最後に唖然とする。悔しい。 『裸女と拳銃』(鈴木清順【清太郎】)、初見。二作目の『海の純情』を見て、『悲愁物語』『カポネ 大いに泣く』『結婚』あたりの出鱈目…

三隅研次『新女賭博師 壷ぐれ肌』、無茶苦茶面白く、漫才、カーアクション、音楽を流しながらのイカサマ仕込み、最後のサイレンが渡世人の映画と思うとミスマッチ、しかし序盤の歌と映像によって、お約束事も異様に浮き出ているから変な映画だった。音の使い…

川田真理監督の『タクシー野郎 昇天御免』は「種馬」の映画だった。主人公は「種馬」でも、この映画に馬は出てこない。代わりに、窓の外は合成された風景となって運動性の排除されたタクシーを舞台に、移動と性交が行われている。向かい合った夫婦の悲劇と、…

『FRAGILE DO NOT DROP KEEP DRY』(監督:上田真之 撮影:kae sugiha)

喫茶茶会記の『 三 -san- 』というイベントで上映された上田真之さんの『FRAGILE DO NOT DROP KEEP DRY』からは、知人友人の作品として刺激を受けた。 嫌われそうな言い方をすれば、僕は仕事のせいでシャンタル・アケルマンの『ジャンヌ・ディエルマン』を見…

『さらば あぶない刑事』(村川透)が、予想していた以上に良かった。特に浅野温子に泣かされるとは思わなかった。舘ひろしを挟んだ、横たわる奈々緒との切り返しによって、彼女が時空を超えてヒロインの座に返り咲いていた。 ともかく暗闇から二人の現れる…

その② 『ザ・ウォーク』(ロバート・ゼメキス)も見た。3D映画を見たのは久しぶりで、しかもこれまで数えるほどしか見ていないけれど、これは3Dで良かったと思う。(どのように彼自身が言っていたか忘れてしまったけれど)何か「理解」を拒んでいながら、し…

ここ最近見た映画について、その① アテネフランセで上映中のジャン=マリー・ストローブ単独監督作は『ミッシェル・ド・モンテーニュのある話』『影たちの対話』『ヴェネツィアについて(歴史の授業)』を見た。(『ジョアシャン・ガッティ』を除いて『母』…

マノエル・ド・オリヴェイラ『アニキ=ボボ』と『レステロの老人』を続けて見ると、子どもたちが一気に老人たちになっても、あまり違和感がなかった。カリートスとカミーロ・カステロ・ブランコの扱いも、主題的にも同じような。画面に映らない『絶望の日』…

2015年印象に残った映画、順不同、新旧混合。 『ジェーンはジョンを撃つ、彼がアンと寝たから』(ルドルフ・トーメ) 『GONIN サーガ』(石井隆) 『ナポリ王国』(ヴェルナー・シュレーター) 『妖艶毒婦伝 お勝兇状旅』(中川信夫) 『ゾンビ・ガール』(…

サミュエル・フラー『戦火の傷跡』、DVDで。フッテージで構成されたニュルンベルク裁判(裁判そのものと、そこで映写されたはずの映像との境界を狂わせる)といい、その前後の暴動と火災にラング『激怒』との比較を考えさせる。そして物語の中心をあえて見失…

三隅研次『無宿者』の余計な説明を省いたようで、視界を覆う霧や、顔に寄ると抽象性を増す空間、情報以前に耳を横切っていく言葉の数々とともに迷宮へ誘われていく感覚はモンテ・ヘルマン『銃撃』やジョン・ブアマン『ポイント・ブランク』を初めて見た時と…

元々雑な書き方をしていたけれど、やはり文章は一回一回丁寧に書かないとモチベーションが下がっていく。特に映画の感想だと見ている間は思ってもいないことを、いい加減に付け加えると後悔する。 ここ最近は、やはり京都で『ジェーンはジョンを撃つ、彼がア…

腰痛と大腸炎。 高野徹さんの映画、『TOKYO BIG PARADE デラックス』と『お姉ちゃんとウキウキ隅田川』を久々に見直した。特に『TOKYO~』は隅田川野外上映会以来だと思う。たぶんその頃は役者の顔が個人的にタイプじゃなかったとか、照明が微妙な気がすると…

朝8時30分起床。 ホテルのバイキングでポテトをかなり食べた。 10時前に旧日本銀行広島支店。良い場所。 リュミエール兄弟初期作品集&『ルイ・リュミエール』(エリック・ロメール)。9割寝る。 さかいしょうじさん、とっとりくん、宮田君と昼食。安いけど…

朝5時出発の10時広島着。 バスの乗り降りに失敗して『ラングロワの影』(ピエール・ガスト)に間に合わず。『市民ラングロワ』(エドガルド・コザリンスキー)が素晴らしかった。たびたび挿入される赤い陽の射す波が美しかった。フイヤードの抜粋が泣かせる…

朝から高速バスに乗って京都へ。よく寝たけれど東名高速の工事が原因で予定より一時間近く遅れ、少し考えていた観光は断念。 ルドルフ・トーメ『和解』『ステラ』『ジェーンはジョンを撃つ、彼がアンと寝たから』『二枚の写真』@同志社大学 トーメ監督は話…

『W3(ワンダースリー)』(手塚治虫)と『土星の環』(W.G.ゼ―バルト)を読み終わる。 『土星の環』のイメージ一つ一つが連鎖していく、見事な切り返しの数々は、映画ファンの友人知人とも共有したい。(図書館に返却済みのため引用できず。)コンラッドの…

ジョー・ダンテ『ザ・ホール』を久々に見直した。一本軸で進んでいるようで、実は関係のあまりなかった個々人のエピソードだとわかっても、不思議と穴の周囲で繰り広げられる物語としてバラバラにならない。 特にピエロと父親をめぐる、技術とその見せ方の品…

www.youtube.com ジェリー・ルイス『底抜け再就職も楽じゃない(HARDLY WORKING)』、アップされていたので見てしまう。 ドタバタを演じる彼と、時折見せる、いつになく落ち着いた演技とのギャップに戸惑う。これは序盤で道化師の職を失いメイクを落とすシー…

『エンペドクレスの死』と『黒い罪』のハワード・ヴァ―ノン。見直したら普通に出てきた。

いろいろあって一区切りついてから、他のやることを忘れて、久隅守景展@サントリー美術館。11/5日あたりからの展示替え後にまた行かなくては。寄って見ると、人物たちの並ぶ演出が単に構図だけでなく、川辺という舞台装置に人々が集まっていくという演出的…

ホン・サンス『今は正しくあの時は間違い』素晴らしかった。会場で会った他の人たちに比べて、自分はいい感想も何も言えないんだと劣等感ばかり募った。『岸辺の旅』の、パソコンが壊れたままになるみたいに、いまに生きながらにして死んだような扱いになる…

夜。 ローベルト・ヴァルザー『ヤーコプ・フォン・グンテン』読了。ジェリー・ルイスみたいだ。 パトリシオ・グスマン『光のノスタルジア』。初っ端はプラネタリウムに来た気持ちだったが、やはり、とても密度の濃い映画。安易な連想かもしれないが、ヴィト…

国立近代美術館にて『Re: play 1972/2015―「映像表現 '72」展、再演』。作品そのものよりも、再演という試みにかける資料調査や8mmフィルムの修復などの過程が最も興味深かった。その点で前回の『これからの美術館事典』に通じると思う。 何だかんだ時間かか…

中川信夫特集の合間に新宿AEQUITASデモ参加。ほぼ後半だけ。 沼田曜一は本当に中川信夫から愛されているなあと、改めて。 『女死刑囚の脱獄』はヒロインが脱獄して、元の婚約者と、沼田曜一演じる刑事が動き出してから引き込まれる。刑事と婚約者が追いかけ…

日記さぼりすぎてどこから手をつければいいかわからないけれど、とりあえず今日のことを書く。 今日は仕事前に映画を見るつもりが寝坊して中川信夫に間に合いそうになく、近所で『ジョン・ウィック』(チャド・スタエルスキ)。アクション映画を見たい欲望は…

バイト。 MUBIで見たキング・ヴィダーの『南海の劫火』にやられる。先住民が海に潜ってパイプを咥えるカットを見たら、あとは何が起きても幸せになれる。監視役?のおばさんが良い味出してる。終盤ドロレス・デル・リオが水を探して炊事場に入るシーン、水滴…

旧加藤家の家庭訪問 10/7~13

oldkatohouse.tumblr.com nakayama611111.hatenablog.com 旧加藤家住宅の上映設備をセッティング。ほとんど主催の渋革さん、黒田さんのおかげで、僕はたいしたことはせず終えられて安心。 明日から13日まで。おそらくほとんど会場にいられないので、ご挨拶で…

『瞼の裏 三年寝太郎』 10/7~13@旧加藤家 上映作品

新作『瞼の裏 三年寝太郎』(17分予定)、作品解説。 撮影:投野慶太 撮影:中山洋孝 上映日程そのほかはこちら。 nakayama611111.hatenablog.com 瞼の裏 三年寝太郎 脚本・監督・編集:中山洋孝 撮影:中山洋孝、投野慶太 出演:尾形友利亜、桜井智広、内山…

久々に日記。 上映用に編集を終えて、作品を届ける&会場のセッティングのために、蕨の旧加藤家へ。ほとんど周りのかたがたのおかげで安心して終える。 投野くんの撮影した映像をぼんやり眺めてしまう。嫉妬する。 19時に我慢できず『最後の命令』(ジョセフ…

撮影二日目。 浜松から来てくれたU君が(頑張って)にぎやかにして、そこへN君、Oさんが乗ったおかげで、今までになく楽しげな場になる。こういう時に一番おとなしくなってしまう自分のノリの悪さを呪う。 10時集合だが最初のカットを撮るのに12時過ぎてしま…

蕨の「旧加藤家住宅」(って名古屋にあるのを最近知った)にて撮影。 父親と共有している三脚を持っていくが、なんとベースがない(父のカメラについたままだった)。仕方なくテープを巻いて固定(?)。初っ端からみっともない姿をさらす。 ほぼすべて屋内…

ここのところ夜更かしして大したことしない日々が続く。 『勝手にしやがれ!! 成金計画』『英雄計画』(黒沢清)@シネマヴェーラ。僕は黒谷友香とか原沙知絵(出てないけど)みたいな女性が一番好きかもしれない。数年前のヴェーラで『893タクシー』とか見…

父親の古希祝い。とりあえずこのまま元気でいてくださいと甘える(依存する)ことしかできていない。 中川信夫『風雲急なり大阪城 真田十勇士総進軍』はいきなりの「荒城の月」で不意打ちを喰らう。「さくらさくら」とか、合っているようで、わざと外しても…

『旧加藤家住宅』10/7wed-10/13tue

oldkatohouse.tumblr.com 映像を出品します。(パフォーマンスではないため、入場料金500円のみでも鑑賞できます) タイトルは『私ももうじき三十歳/想像力の欠如について』(仮)です。20分ほどの作品を繰り返し上映する予定です。 これまで撮影した携帯動…

携帯復活。しかしアドレス帳が消えてしまった。 無駄な時間をたくさん過ごす。 ビデオインスタレーションとか演劇とか見るが、どちらものれず。 やる気のある人の存在が気持ちをしんどくさせる。こっちの問題なので相手に文句も言えず。 テキトーな人と厳し…

連休明け。 帰宅後、山形の行き帰りのバス、新幹線の券を購入。それ以外、何をするにも集中できず。

携帯の交換。よく考えると「何でスタッフはその辺注意してくれなかったんだ!」という理由でうまくいかず。明日、明後日には何とかしてほしいのに。 『殺人地帯USA』(サミュエル・フラー)。アメリカ映画らしからぬ?顔面アップの連続。登場人物どころか映…

携帯が動かなくなり充電もできなくなったので相談に行って、予想通り微妙な気分になる。明日夜か明後日まで携帯無し。 『フラーライフ』と『東京暗黒街 竹の家』(サミュエル・フラー)@PFF。『竹の家』はようやく法政の16mm以外で見た。地球儀型のメリー…

ディン・Q・レ展。どうにも、あまりピンと来ず……で済ませていいのか、わからないけれど。 『隣の部屋 アーティスト・ファイル2015』@国立新美術館。渡邉寿岳さんの撮影した小林耕平『台詞に身体を与える』目当てで。最初の山脈と皺のワンカットからバカバカ…

PFF。 申し訳ないけど『ひとつのバガテル』(清原惟)を最後5分くらい残して、『ベートーヴェン通りの死んだ鳩』(サミュエル・フラー)へ。『ベートーヴェン』はYoutubeで90分くらいのバージョンを見たことがあって、その時の『しがらみ学園』(黒沢清)と…

朝から仕事のことで怒られ、PFFを見にフィルムセンターへ行けば、思ったより殺伐とした光景を見てしまい、この場所には悪い気が漂っているんじゃないかと思う。 『帰って来た珈琲隊長』(佐々木健太)は物語上の虚構性よりも、役者が演じきれないかもしれな…

試験前はいろいろなことに気が散ってしまった。 ゆりあさんがTwitterで紹介していた(調べたらほぼ一年前だった)『ハウアーユー?』(山本美希)や、初めてのW・G・ゼーバルト『土星の環』など読み始める。『ハウアーユー?』は試験後に、とりあえず最後ま…

試験。 解答速報がすでに公開されていたので先ほどチェック。よほどの書き間違いをしていない限り、おそらく合格だと思う。合格発表の日は山形にいるはずだが、落ちていたら東京に帰らないかもしれない。 日記は書かなかったし、勉強のために時間をとったつ…

13日まで日記休み。

15時30分ころから国会前へ行く。すでに歩行者天国みたいな状態なので思ったより入りやすい。人混みは苦手なほうだが、みたま祭りとかだってこれぐらいの状態だし、満員電車よりはずっと気楽。前列の方でコールばかり見たけれど(メガホンから音が出なくなっ…

久々に読書に専念すべきでは、という気分にさせる天候。ウォルシュ『栄光』見逃す。結局勉強に専念しようとするが、なんだか読書でもしたほうがずっとマシな時間を一時間は過ごした。時間の割にはかどらない。 友人と『ジュラシック・ワールド』(コリン・ト…

『劇場版 復讐のドミノマスク』(室谷心太郎)@MOOSIC LAB、ドミノマスク到着まで時間稼ぎにかき鳴らす細身のシャイボーイに男気を感じた。ありがとう! www.youtube.com www.youtube.com

涼しくなったせいか、調子が狂う。 勉強に集中できず、仕事でもミスがあり、送る必要のないラインを何人かに送った。全部忘れてほしい。

予想通りまるで勉強できない一日。 お見舞いへ。駅を聞いて予想した通り、以前後輩が入院した病院だった。運が良いんだか呪われているんだかわからない(言い過ぎか)話を聞く。自分の話を結構してしまい申し訳なくなる。 デモのためにTさんと青山公園へ。途…