2024-01-01から1ヶ月間の記事一覧
blog.goo.ne.jp https://www.nfaj.go.jp/exhibition/cinema_ritrovato202312/ 国立映画アーカイブにてウダイ・シャンカル『カルプナー』を見る。カルプナーとはヒンディー語で「想像、空想」らしい。映画の冒頭には、本作が風変わりな空想物語であること、展…
ようやく国アカにて野田真吉特集。『冬の夜の神々の宴』は想像していたよりアヴァンギャルドというかヤバい映画というか『くずれる沼 あるいは画家・山下菊二』と近い印象(撮影も同じく長谷川元吉)で、まさに呪術と儀式を見ている。何の音声もなく冬の山村…
古澤健監督『STALKERS』。監督・主演と聞いて、古澤健監督がストーカーらしきことをやる自演映画かと失礼ながら思い込んでいた。内容はほぼトンネルを行って戻りかけるだけ。ある意味でベケット的か。そもそも随分長いこと古澤監督の映画を見なかったから、…
そういや山下敦弘監督の映画を何年も見てないと思い『カラオケ行こ!』。一昨年なら『はい、泳げません』とか、カラオケ教室的な映画は何だかんだ気軽に見やすいし、実は監督の名前とか気にしないで向き合えるジャンルかもしれない。でも『カラオケ行こ!』…
国アカにて「グランド・ツアー イタリア紀行・短篇集」ジャン・ルカ・ファリネッリが解説しながらの上映。どれもパンのし甲斐がありそうな光景。正直もっとちゃんとメモとって覚えておけばよかったくらい詳細を言えず残念だが、どれも面白く、どれも見ごたえ…
たびたびお世話になっています、聖蹟桜ヶ丘のキノコヤにて上映会を新谷和輝さんと企画しましたので、ご案内いたします。 メインビジュアルは當間大輔監督に作成いただきました(こちらの不手際によりPeatixにはフルで載せられず、監督には大変な失礼をしまし…
ギャスパー・ノエ『VORTEX』。一部好評のため食わず嫌いのギャスパー・ノエをついに見る。これまたエラいモンを見てしまったという感想に尽きる。ドライヤー『吸血鬼』もやってるし。シュリンゲンズィーフなら『ボトロップの120日』を見たときの、映画から映…
・年末に腹を壊し酒を飲む気になれず。大晦日は微妙に調子悪く仕事終わりにどこにも行く気力わかず、でも話題の『窓ぎわのトットちゃん』(八鍬新之介)を見に行く。なぜか黒柳徹子の声をバックに始まる暗闇の冒頭から落ち着いた響きにもってかれる。正直黒…