2022-09-01から1ヶ月間の記事一覧
国葬の日に足立正生の映画も(フォードやミレールの映画も)見ず、ポレポレ東中野にて好評の黒部俊介『日本原 牛と人の大地』を見たが、これは正解だったように思う。個人的には菊川で見た『ゴダールのマリア』のわくわく動物親子に続いて牛の出産(逆子で大…
「そこからなにがみえる」の企画【「」(Frame/Border)】へ行く。『王国』明転上映では、薄明りの中での(ある意味では観客に対して優しくない)上映のスタイルが、作中の人物の「役」なのか、その人自身というものかわからない姿を見ているこちらも「観客…
菊川にて『右側に気をつけろ』。全然忘れていたがレ・リタ・ミツコも机叩いたり、ちょっとだけ演じていた(芝居というほどでもないが)。別に今更自分ごときが何か言う必要もないが(それは本作に限らないが)こんな映画は結局これ以外に見たことないかもし…
菊川ストレンジャーにてゴダール『パッション』久々に見直す。『ピノキオ』のビームもヤバいが、空と飛行機雲のガクガクになるショットが改めて見ると「これが許されるのか」と唖然とする。監督(この名前は覚えられない)が刺されてから、ユペールと会話す…
マチュー・アマルリック『彼女のいない部屋』あれよあれよという間に……(と黒沢清監督が書いていた)な映画で、よくわからないところもあるが悪くない、良い感じの映画だった。『バルバラ』もそんな映画だったが。マルセル・アヌーンの四季シリーズのことも…
たまに『炎のデス・ポリス』を「傑作とかではないが面白い」とか「まあ、普通」といった感想を聞くが、どうせそれは自分が映画よくわかってないから思うんだろうと被害者意識で黙って聞いてはいるが、本音では、これこそ傑作であって、正直今年これより胸の…