2015-10-01から1ヶ月間の記事一覧

いろいろあって一区切りついてから、他のやることを忘れて、久隅守景展@サントリー美術館。11/5日あたりからの展示替え後にまた行かなくては。寄って見ると、人物たちの並ぶ演出が単に構図だけでなく、川辺という舞台装置に人々が集まっていくという演出的…

ホン・サンス『今は正しくあの時は間違い』素晴らしかった。会場で会った他の人たちに比べて、自分はいい感想も何も言えないんだと劣等感ばかり募った。『岸辺の旅』の、パソコンが壊れたままになるみたいに、いまに生きながらにして死んだような扱いになる…

夜。 ローベルト・ヴァルザー『ヤーコプ・フォン・グンテン』読了。ジェリー・ルイスみたいだ。 パトリシオ・グスマン『光のノスタルジア』。初っ端はプラネタリウムに来た気持ちだったが、やはり、とても密度の濃い映画。安易な連想かもしれないが、ヴィト…

国立近代美術館にて『Re: play 1972/2015―「映像表現 '72」展、再演』。作品そのものよりも、再演という試みにかける資料調査や8mmフィルムの修復などの過程が最も興味深かった。その点で前回の『これからの美術館事典』に通じると思う。 何だかんだ時間かか…

中川信夫特集の合間に新宿AEQUITASデモ参加。ほぼ後半だけ。 沼田曜一は本当に中川信夫から愛されているなあと、改めて。 『女死刑囚の脱獄』はヒロインが脱獄して、元の婚約者と、沼田曜一演じる刑事が動き出してから引き込まれる。刑事と婚約者が追いかけ…

日記さぼりすぎてどこから手をつければいいかわからないけれど、とりあえず今日のことを書く。 今日は仕事前に映画を見るつもりが寝坊して中川信夫に間に合いそうになく、近所で『ジョン・ウィック』(チャド・スタエルスキ)。アクション映画を見たい欲望は…

バイト。 MUBIで見たキング・ヴィダーの『南海の劫火』にやられる。先住民が海に潜ってパイプを咥えるカットを見たら、あとは何が起きても幸せになれる。監視役?のおばさんが良い味出してる。終盤ドロレス・デル・リオが水を探して炊事場に入るシーン、水滴…

旧加藤家の家庭訪問 10/7~13

oldkatohouse.tumblr.com nakayama611111.hatenablog.com 旧加藤家住宅の上映設備をセッティング。ほとんど主催の渋革さん、黒田さんのおかげで、僕はたいしたことはせず終えられて安心。 明日から13日まで。おそらくほとんど会場にいられないので、ご挨拶で…

『瞼の裏 三年寝太郎』 10/7~13@旧加藤家 上映作品

新作『瞼の裏 三年寝太郎』(17分予定)、作品解説。 撮影:投野慶太 撮影:中山洋孝 上映日程そのほかはこちら。 nakayama611111.hatenablog.com 瞼の裏 三年寝太郎 脚本・監督・編集:中山洋孝 撮影:中山洋孝、投野慶太 出演:尾形友利亜、桜井智広、内山…

久々に日記。 上映用に編集を終えて、作品を届ける&会場のセッティングのために、蕨の旧加藤家へ。ほとんど周りのかたがたのおかげで安心して終える。 投野くんの撮影した映像をぼんやり眺めてしまう。嫉妬する。 19時に我慢できず『最後の命令』(ジョセフ…

撮影二日目。 浜松から来てくれたU君が(頑張って)にぎやかにして、そこへN君、Oさんが乗ったおかげで、今までになく楽しげな場になる。こういう時に一番おとなしくなってしまう自分のノリの悪さを呪う。 10時集合だが最初のカットを撮るのに12時過ぎてしま…

蕨の「旧加藤家住宅」(って名古屋にあるのを最近知った)にて撮影。 父親と共有している三脚を持っていくが、なんとベースがない(父のカメラについたままだった)。仕方なくテープを巻いて固定(?)。初っ端からみっともない姿をさらす。 ほぼすべて屋内…

ここのところ夜更かしして大したことしない日々が続く。 『勝手にしやがれ!! 成金計画』『英雄計画』(黒沢清)@シネマヴェーラ。僕は黒谷友香とか原沙知絵(出てないけど)みたいな女性が一番好きかもしれない。数年前のヴェーラで『893タクシー』とか見…