2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

寝坊したわけでもないのに、ぼんやりしていてオフュルスを見逃す。 阿佐ヶ谷に行こうか悩むも「そんなことしている場合じゃないのでは」という心の声に負けて、家で勉強……のつもりがDVDでシャブロル『若鶏のヴィネガー煮込み』。見逃していたやつ。「そこで…

バイト。山口小夜子展を見逃す。 勉強も映画もどっちも中途半端な結果でしかない。DVDで『マクベス』(オーソン・ウェルズ)、『編笠権八』(三隅研次)。

寝坊して『母と子』に間に合わず。 フィルムセンターで『濡れ髪三度笠』。初見では「結局やくざかよ!」なんて引いた目で見た自分を恥じる。花火の打ち上がる画と音を挟んで、切られたはずが撃たれたように倒れていく演出は、赤坂太輔さんが『東海道四谷怪談…

バイト。疲れる。 バイト終わりに『マッドマックス』。

DVDで『ザ・バッグマン 闇を運ぶ男』(デヴィッド・グロヴィック)。キネ旬の星取表で筒井武文監督だけ☆5、他の選者が☆1つけた映画。同じ星取結果の『バイオレット&デイジー』(ジェフリー・フレッチャー)とどことなく似通っていることに驚く。どちらも長編…

勉強。あまり集中できず。 バイト。 休憩室から飛び出してきたネズミが僕に突進してきて驚く。可愛くない。

映画を見ている場合じゃないんだと自分に言い聞かせながらバイトと勉強。 というほど映画を我慢している感じもせず、ついどうでもいいことでTwitterをぼんやり眺めたりしてしまう。 同僚から唐突に「人から嫌われる勇気を持とう」という本を薦められる。

昨晩に続き一日、豊田四郎。 昼。 ラピュタ阿佐ヶ谷『女の四季』、僕には言葉にしがたい杉村春子のおかげで今日の集中力を使い果たす。 喫茶店を転々としながら勉強。うち一件は入ったトイレに血がついていたので、病気とかが怖くてすぐに移動。 新文芸坐『…

バイト。終わってから新文芸坐で豊田四郎『濹東綺譚』。 おでこへの接吻。

ユスターシュ『ぼくの小さな恋人たち』(74)を見に行く。僕より情熱的な二人が満席で入れなかった。僕のような中途半端な人間が見てよかったのだろうか。初見時よりもずっとブレッソンのことがちらつく。『白夜』(69)『やさしい女』(71)を見れたのが大…

続けて五十嵐耕平『息を殺して』。 舞台あいさつで「リサイクルセンターの人の顔とかとてもよくて……」という話を出演者の一人が話していたため『クリーンセンター訪問記』を小川プロ特集で見直せばよかったと後悔するも、とくにそういうシーンはなかった。 …

バイト終わりに映画。 『約束の地』はヴィゴ・モーテンセンの演技に合わせた切り返しをする会話のシーンとか、『ワイルドアパッチ』を思い出す先住民のくだりとか、誰が監督したか時々忘れそうになる。

『妻は告白する』を再見してからバイト。『ヴェロニカ・フォスのあこがれ』を見てから見直したくなった。照明の感じを思い出したのかもしれない。DVDで見ると、若尾文子が死ぬ前にオフィスに登場した最初のカットの、おっかなさが半減した気がする。あと生命…

休み。 ファスビンダー『エフィ・ブリースト』『インゴルシュタットの工兵隊』へ。 『エフィ・ブリースト』はやはり寝る。一番きついがシュレーター『ナポリ王国』同様、その作家の作品のなかでは何度か見直したくなる類のもの。 『工兵隊』は帰り道に知り合…

『ローリング』(冨永昌敬)

すでに映画の終わる段階から振り返っていると思われる人物が、まだ映されている出来事の段階からまともに先を見ることができていず進歩していないように語っている気がしてくる。ソーラーパネルをめぐる「想像」のシーンでは、映されている男は見えないソー…

バイト。 冨永昌敬監督の『注文の多い料理店』を見る。 『ウイークエンド』の夫婦みたいな話(『ウイークエンド』の元ネタについては勉強不足でわかりません)。やっぱり脱いでくれる人で見たかった(ついでに生卵入りの皿に座るとか)。あと終わり方がなに…

『ヴェロニカ・フォスのあこがれ』だけ見る。 スクリーンというか、暗い場所で見なきゃいかんね、当たり前だが。 銀座メゾンエルメスギャラリーへ。ロジェ・カイヨワのコレクションした花崗岩にただただ見とれる。月並みな表現だが、一貫した作家の作品に思…