2026-05-01から1ヶ月間の記事一覧
藤沢勇夫『バイバイ、ラブ』、今更『気狂いピエロ』めいた男女逃避行の映画を見ても微妙と思っていたら、ヒロインがトランスジェンダーと明かされる。二年くらい前にリメイクされててもおかしくない。アフレコの違和感なさはフィルム撮り自主映画だからこそ…
ポレポレ東中野にて羽田澄子『歌舞伎役者片岡仁左衛門』より『人と芸の巻 上巻』。全作通えないと思う。平日夕方の割には満席近くて驚く。客層も普段と違うような、この小屋ではいつも通りのような(ただゲストもいないのに終映後の拍手は珍しい)。正直画質…
カール・ヴァルザー展、ステーションギャラリーにて。最初の方に、若い頃に描いたローベルト・ヴァルザーのデッサンがあり、その絵には惹きつけられるに決まっている。漠然と展覧会にあるだろう「習作」の段階など意味をなくして、ほとんどどの作品にも目が…
ジャファール・パナヒの『これは映画ではない』以降、撮るごとに「更新」と安易な言葉を使いたくないが、監視下にある印象とは逆の「どこまでいけるのか」という抵抗と実験が、本作では一旦失われて見える。最初の車内・車外のフレームを跨ぐような長回しは…
ロバート・クレイマー『イン・ザ・カントリー』『誕生』。不覚にもウィリアム・ディヴァインの話を聞きながら何度も眠気に襲われる。悔しい。しかし落ち着いてくるとモノクロ画面で光射す中、彼に叩かれ床に丸まったキャサリン・メリルの背がどうしようもな…