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セラ『ジャングル・クルーズ』見る。別にセラはアクション映画がうまいのかよくわからない、何が映ってるかもよくわからない(確かに僕も蜂蜜じゃなく蝿まみれの腐乱したゾンビかと思った)けど、なかなか面白かった。よかったところはほとんど周りの人が言う通りな感じで、やや期待しすぎたかもしれない。虎や同性愛の話はむしろホークスのことが念頭にあるのかとか。あとは俳優業も達者なヘルツォーク本人が出てきてもよかったのに。

それより数日前にリーアム・ニーソンの新作『ファイナル・プラン』が近所で最終日だから見に行く。Twitterの人たちがそこそこ盛り上がっていたから。たぶん悪くない。『アオラレ』よりは間違いなく面白い。いいところはだいたいTwitterに書いてある通りなんだと思う。ただ結構普通にいい感じのロバート・パトリックがすぐ死ぬのは正直残念だったが。犬連れた哀愁あるFBI捜査官は『チェンジリング』のアンジェリーナ・ジョリーを精神病院へブチ込む捜査官だった。

自宅では『赤胴鈴之助 三つ目の鳥人』(森一生)、冒頭から紙芝居アニメが続いて戸惑う。敵役のアジトであるお化け屋敷のシーンで渡辺浦人の電子音がビヨンビヨン奏でられたり、タコの着ぐるみが出てきたり、若様の寝床をぬいぐるみが囲んだり(今となっては)かなり変な映画。シリーズの他の作品は安田公義(『座頭市』とか森一生より俗っぽいというかゲテモノ趣味に傾く印象)だがまだ見てない。