青山真治演出『ワーニャおじさん』が素晴らしかった。ひどく少ない観劇経験の中でだが、それでもこれほど素晴らしいものを見れるとは思わなかった。すべての役者の発声、歩き方、ほんのわずかの暗転をはじめとした照明、台詞の中に満ちた絶望、そしてラストに流れる歌声。
昨日の鈴木卓爾の二本に続いて、本当に心を洗われるようなものを見れたと思う。