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医薬品の勉強会。

夜、チャウ・シンチーの『人魚姫』。昨日の『子犬物語』に続いて『バットマン』のオマージュを見てしまった。それだけでなく、この異形との恋物語ティム・バートンへの目配せを感じたけれど、単純すぎるか。一度も回想を挟まず語る勢いの良さに乗せられつつ、人魚が難破船の隠れ家に降りてから(移動手段が『マーズ・アタック』の美女に変装した火星人を思い出した)、婆様が波面に人間と人魚の歴史を映すあたりで最初に泣いてしまう(もしかして彼女の若い頃を描いたのか、掛けられている画も良かった)。灯台の光に照らされるヒロインが美しい。予想以上に水に濡れた美女といい、胸元に目が行って仕方ない悪女といい、サービスもかなり豊富。さらに環境問題だけでなく現実の暴力を反映しているだろう人魚狩りの陰惨さ。大したことはしていないのに、あまりにかっこいいクライマックス。そして道徳的な着地点。何事も限度が大事だ。
帰宅後、『ハウス・バイ・ザ・リヴァー』(フリッツ・ラング)。