パソコンでどの医薬品がどんな成分でできているのかチェックするが、生薬だとあまりにいろいろ化粧品や食品にも含まれ、漢方処方製剤はそれだけ見てもよく覚えられない。生薬中心の婦人薬や、泌尿器の薬はあまり馴染みがないだけでなく、そんな理由からもほとんど覚えられない。いずれもう一度、ノートにまとめる必要がある。できれば一週間以内に。他に薬事法も人体もあるのに。非効率的な時間を過ごしたかもしれない。

 

シネマヴェーラで『日本残侠伝』(マキノ雅弘)。山本陽子長門裕之を「お兄ちゃん」と呼ぶところで、ようやく以前見ていたことを思い出す。そんな退屈なんか全然しないどころか、今日見直してひどく心惹かれる映画なのに……。『日本侠客伝』あたりから実は好きじゃなくなるのだが、69年の作品であっても『江戸の悪太郎』とかの愛すべき暗さで満ちている。

 

「えんちゃん」と飲み。相変わらず自分の話ばかりして申し訳なくなる。