あすなろ物語』(堀川弘通)を見る予定だったが、間に合うか怪しい時間に起きる。

思い切って風呂に入らないまま外出するが、駅前で耐え切れず引き返す。

その分、午前中は勉強に集中できた。

 

原美術館サイ・トゥオンブリー展へ。50、60年代のいくつもの無題の作品を戸惑いながら見れた、前半が一番面白かった。70年代に入ってから取っつきやすくなり(タイトルのおかげか)、たとえば『Plato』のシンプルさとか『Orpheus』の墜落するような線の運動(と言えばいいのかわからないけれど)に惹きつけられる。80年代以降の色彩豊かな作品はピンと来ず。

 

『激戦 ハート・オブ・ファイト』(ダンテ・ラム)@新文芸坐

『悪党に粛清を』(クリスチャン・レヴリング)@新宿武蔵野館

『激戦』見て帰るスケジュール組んだほうが幸せだった。『密告・者』で全然好きになれなかった監督の映画を、明らかに人の影響で追っている。相変わらず自分で映画を探せず。

『悪党』はエヴァ・グリーンの「姫」によって映画が深みを増していく……ってこれも筒井武文評に書いてあった気が。眼鏡の男の死に様がよかったけれど、ちょっとCGだとわかりやすくて気になる。