『ツインピークス』はビヨンドでなくリターンなのだ。誰が言ったか知らないが『ロストハイウェイ』の「リンチ・イズ・バック」という煽り文句が脳裏をよぎる。下手したら、また彼はいつの間にか私を置いていってしまうかもしれない。定住できずに作品を残し…

スクリーンで見るのは初めてじゃないのに、『天竜区旧水窪町 祇園の日、大沢釜下ノ滝』、ひたすら見ていて気持ちよかった。眼が喜んでいる気さえした。『製茶工場』の後半はただただテンションが上がってやはりほとんど覚えられなかったが、どんどん画が音が…

誰もが言うことだけれど『草叢』は『宙ぶらりん』の美しい出発を画にするカーテン、鏡、そして自転車が引き継がれる。しかし自転車は姿を消す。これも誰もが言うことだけれど自転車はジョン・フォードの馬のように、生き物であって時に飼い主の意思と関係な…

堀禎一監督特集@ポレポレ東中野、処女長編『宙ぶらりん』の上映がもう終了しているのは残念だけれど、それでも今日、明日の「天竜区」シリーズから一週間だけでも充分すぎるほど凄まじい。ほぼ二人だけでつくられた「天竜区」。ただただパワフル。後半ひた…

『ジョン・ウィック チャプター2』には感動した。『ローガン』も『20センチュリー・ウーマン』も『夏の娘たち』も凄まじかったが、どれも最初からずっと良かった。でも『ジョン・ウィック~』は(別に我慢したわけでは全然ないが)最後まで見て感動した。今…

中原昌也個展@WAITINGROOMコラージュ、絵の具の盛られた量は激しく、告知WEBやアルバムのジャケットだけで感じ取れるわけがなく、意味のない比較をすればゴッホを日本の美術館で見るよりかショックを受けた。それは糞ではなく、イッてる女性の喘ぐ顔、乳房…

「世界に杭を打つ 上映会vol.1」へ。 三浦翔『ラジオ・モンタージュ』は、タイトル通りといえばタイトル通りの映画になっている。正しく「切り返し」についての映画。その切れ味だけでいえば『親密さ』より遥かに、誇張して言えば初期ファロッキ見た時のよう…

4/30の夜勤明けはアドルフ・ヴェルフリと斎藤大地特集にした。本当は小田香特集にしたほうがよかったのかもしれないが、行いが悪いからか記憶から消えてしまった。やはりヴェルフリだけでなく小田香も見たほうがより充実できたかもしれないがヴェルフリと斎…

中川信夫『紀州の暴れん坊』を遅い松方弘樹追悼のついでに見たが、『三四郎』とならぶ青春映画だった。そしてまたもホイット・スティルマンとアイヴァン・パッサーがよぎった。石川啄木や天一坊のように、吉宗を題材に愛すべき人々の行き交う、そして若き日…

そうは言っても真に清順の言葉を形にしているのは清順の映画だと『暗黒の旅券』で思い知った。まあ、勘違い、思い込みばかりで無茶苦茶書くくらいしか自分には脳がないので、清順の発言のほぼほぼ何一つ瀬田なつきの映画には当てはまらないとわかって書いて…

夜勤明けのため正直字幕がうまく頭に入らなかったがシャンタル・アケルマンもまた『No home movie』で、一周して若返る境地に達していたと思う。カメラを持つ手が震えようが、フレームが四角いということと同じくらい、映画は揺るがない。二階から見下ろす先…

瀬田なつき『PARKS』、やはり良かった。死者が絡むとグンと響く。明らかに条件が悪くて駄作になってる吸血鬼のTVドラマもみーくんまーちゃんも死者が絡んできそうなスレスレで寸止めになる。そのこと自体、映画が真に死者と絡もうとすると諸々の圧力を受ける…

『潜熱』

映画を見るたびに覚醒を促される。目覚めるために映画を見る。スクリーンに向けて目を開くために、もしくはスクリーンの外へ、現実へ目を向けるために、映画を見る。しかし現実は映画を見ながら寝てしまってばかりだ。もしくは映画だけ見ていれば満足と言わ…

小森はるか監督『息の跡』と、小森はるか・瀬尾なつみ監督『波のうえ、土のした』を見て、ペーター・ネストラーのことを自分が少しもわかってないことを改めて思った。この映画に出てくる人たちの、もう土に埋められてしまう場所に花を植えようという彼女の…

青山シアターの『二羽の鳥、徹夜祭。』(菊沢将憲)と、DVDの『悪魔の棲む家PART3』(リチャード・フライシャー)。どちらも幽霊屋敷映画。ありきたりな感想だが今は『二羽の鳥~』の現実にあったような記憶だか、実感だか、それとも映画で見たような記憶だ…

夜勤明け。 グスタボ・フォンタン特集@アテネフランセ文化センター。 『樹』を10分ほど遅刻。そして二度目の『底の見えない川』。 『樹』は今のところこの監督の映画で一番好み。やはり『マルメロの陽光』意識してるのか? 『底の見えない川』は恵比寿映像…

夜勤明け。 出勤前に『ターザン』(デヴィッド・イェーツ)、『コードネーム U.N.C.L.E.』(ガイ・リッチー)、どちらも途中まで。 これから夜勤。

夜勤明け。上司の服にコーヒーをこぼしてしまう。 キング・ヴィダー『同志X』。『南海の劫火』路線に舵を切っていたと思う。 これから夜勤。

起きたら17時30分。12時間以上寝た。 何としても見たかったので、急いで『ミス・ペレグリンと奇妙な子どもたち』(ティム・バートン)。 それから夜勤へ。

普段より早く起きて支社へ。 昼、解放。 喫茶店で勉強……のはずが爆睡。相当みっともなかったと思う。 夜、キン・フー『残酷ドラゴン 血斗竜門の宿』。昨日のイオセリアーニに続き、唖然とする他なし。 その後、職場に戻っていろいろしてから、おとなしく寝る…

朝、キン・フー『大酔狂』。 昼から仕事。 一人酒。

12時頃起床。映画の日だが医薬品の勉強に専念する。夜、イオセリアーニ『皆さま、ごきげんよう』再見。帰宅後、ジェス・フランコ『ローナ、悪魔の密約』。 www.youtube.com

朝、ロジェ・レーナルト『最後の休暇』。感動。 mubi.com 昼、出勤。 夜、帰宅後、ジャン・ローラン『Les Échapées』。皆から愛されている彼の映画が大好きだ。 www.youtube.com

夜勤明け。寝すぎて予定狂う。DMM延滞。 夜、『麥笛』(豊田四郎)。 いろいろ信用を失うことをする。 またブログを書き直す。これも信用できない行為だ。

夜勤明けてからブログを書いたせいで、寝たらもう夜勤に行かなきゃいけない時間だったので特になし。そして夜勤。

夜勤前だからもっと寝たかったが、うまく寝られなかった。 みんなで映画のつくり方を学ぶために友だちに書き送る手紙 vol. 2@東京藝術大学馬車道校舎 『ミュジックの子どもたち』(佐々木健太) 『みつこと宇宙こぶ』(竹内里紗) 『わたしたちの家』(清原…

ネットばかりやって夜更かしして、せっかくの休みだから早く起きようと目覚まし設定したが、結局早すぎて起きれず、気づけば14時過ぎていた。「朝陽を浴びた方が(いろいろ)良い」という話を思い出して、それだけでなくいろいろできないと思うと悲しくなる…

夜勤明け。 夜、sora tob sakanaの定期公演を初めて見に行く。あっさり終了。 時間があったのでスコセッシ『沈黙』。「神様はつらい」ならぬ「司祭様はつらい」というか。『シャッター・アイランド』に近く、閉じ込められて終わってしまう映画ではある。『ウ…

夜勤三日目。疲れた……。 夜勤までなぜか「冬のリヴィエラ」を繰り返し聞いていた。 『徳山大五郎を誰が殺したか』の長濱ねる、長沢菜々香の出ているシーンばかり見直すなど。

夜勤二日目。それ以外は特になし。

15時近くまで寝る。 夜勤前の寒さや面倒さに負けてガレル新作逃す。 MUBIのセルゲイ・ロズニツァ『THE SETTELEMENT』を見る。不自然さが癖になる。 これから夜勤。 mubi.com d.hatena.ne.jp

6時頃帰宅。イメージフォーラムにて『夜風の匂い』(フィリップ・ガレル)。早稲田小劇場にて『CHITENの近現代語』。映像もしくは再生される音源ならば容易におこなえるコラージュ、モンタージュ、一時停止、反復などを舞台(密室)での上演に置き換える行為の…

夜勤明け。 少し寝てから地点『ロミオとジュリエット』。相変わらず誰が誰を演じているのか(そもそも演じようとしているのかも)わかったような、わからないような勢いで始まって、知ったかぶりしてベケットとチェーホフの混ざったと言っていいのか、幽閉空…

部屋の片づけと夜勤。

医薬品の勉強会。 夜、チャウ・シンチーの『人魚姫』。昨日の『子犬物語』に続いて『バットマン』のオマージュを見てしまった。それだけでなく、この異形との恋物語にティム・バートンへの目配せを感じたけれど、単純すぎるか。一度も回想を挟まず語る勢いの…

せっかくの休みなのに家で昼頃までゴロゴロしてしまう。 ジェス・フランコ『ドラキュラの娘』Blu-ray。ウトウトしてしまう。早く出かければ良かった。 喫茶店で医薬品の勉強。 夜、『トッド・ソロンズの子犬物語』。結局これしか映画館で見れず。そして休み…

12時近くまで寝る。 DVDで『香港、華麗なるオフィス・ライフ』。ジョニー・トーの見逃したやつ。 見終る前に職場に行かなくてはいけなくなる。 夜、Blu-rayで『危険な場所で』(ニコラス・レイ)、アイダ・ルピノの家に入ってからだけ。

朝から晩まで仕事。 帰宅後、『エクソシスト3』(ウィリアム・ピーター・ブラッディ)。

日記に戻す。つまらない文章ばかり書いている自分に腹が立ってきたが相変わらずつまらないことしか書けそうにない。 夜勤明け。市川のカレー屋「サプナ」で朝というか昼というか食べる。 寝て起きて本八幡の「サプナ」で夕飯。 『ホワイト・バレット』@新宿…

朝方、豊田四郎『若い人』をYoutubeで。 豊田四郎が若い頃に撮った、若い映画。そしてこの頃からすでに女優の映画。凄く良い。次に来る画がいい感じに予想できないあたりも冒険しているなあと。引きの画のちょっと演劇らしさも惹かれる。そして男一人女二人…

2016年ベスト。新旧混合。 『物質の演劇』(ジャン=クロード・ビエット) 『ヘイトフル・エイト』(クエンティン・タランティーノ) 『フランシスカ』(マノエル・ド・オリヴェイラ) 『朝霧街道』(加藤泰) 『皆さま、ごきげんよう』(オタール・イオセリ…

2016年邦画新作を振り返る。順不同。 『ジョギング渡り鳥』(鈴木卓爾)『団地』(阪本順治)『クリーピー』(黒沢清)『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』(黒川幸則)『さらば あぶない刑事』(村川透)『人間のために』(三浦翔)『遠い火/山の終戦』(…

デヴィッド・ロウリー『ピートと秘密の友達』。ピートが交通事故を悲劇と認識する前に冒険の始まりと感じたかのように、自動車は宙を舞う。そして視点は事故を引き起こすきっかけになった鹿へ切り返し、少年のすすり泣きが聞こえてくる。彼自身の主観が悲劇…

映画美学校映画祭。『この世の果てまで』(川口陽一)と『瑠璃道花虹彩絵』(西山洋市)だけ。 『この世の果てまで』は『ジョギング渡り鳥』チームによる映画、という印象。監督が録音/音響スタッフだけあって当然音に意識が向かう。歌と、それを歌う人たち…

『二十代の夏』(高野徹)

summer20s.tumblr.com www.youtube.com 高野徹監督『二十代の夏』再見。 高野さんの作品では『お姉ちゃんとウキウキ隅田川』が特に好きだが、deronderonderonのPV『IKIL』と東京成徳のPR映画『おはよう』など、近作が人生における「船出」を扱ってきたことを…

www.youtube.com pff.jp 次回20日15時~上映@フィルムセンター 『人間のために』(三浦翔)は学生映画的な芝居から映画内演劇、パフォーマンスの撮影とインタビュー行為が並べられていたが、同じPFFでの上映作品の中からは(2プログラム、計5本しか見てない…

『人間のために』(三浦翔)

www.youtube.com pff.jp ※2016年のまとめで、改めて感想を書いた。 http://nakayama611111.hatenablog.com/entry/2016/12/31/014545 PFF@2016/9/11 『人間のために』三浦翔 結城秀勇 | nobodymag 最後の手紙なのか原稿なのかを読み上げる女学生の声と言葉と…

『ヴィレッジ・オン・ザ・ヴィレッジ』(黒川幸則)

渡邊寿岳さんの撮影した映画は、その画から映画を語るとバカバカしい気分にさせる。「キンキンに冷えたビールをお見舞いしてやる」から「ナイステイクアウト」まで、正確にではないが妙に忘れられない言葉たちでもって、「良かった」というのも虚しくなる。…

『太陽』(入江悠)を見た。抽選の行われる夜、門を越えて車を待つ門脇麦と、FAXが送信されてすぐに結果が返ってくるまでの役場のワンカット、続いて彼女が母親の車に乗って鶴見辰吾と室内に続くシーン、もう一方に門の手前で抽選結果をめぐって繰り広げられ…

(5/12 修正) 上田真之『部屋の中の猫』、見終わってから上田さんの話をもっと聞くべきだった気がする。自分の興味に引き寄せすぎて、何か物足りなさばかり感じてしまった。たしかに思い出してみると、絵を描いている人を目の前で見たことがない。 『部屋の…